アイドル不毛の90年代前半、音楽業界は“ガールポップ”とかいって女性シンガーを売り出していました。森高千里とか永井真理子とか大きくブレイクした人もいましたが、全体とすればあんまり大きなムーブメントにはなりませんでした。というわけで、忘れられそうなヴォーカリストをピックアップしてみました。
タイトル | アーティスト | コメント |
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PAIN | 佐藤聖子 | ちびっ子のど自慢出身で、キュートなルックスとハスキーでソウルフルなヴォーカル。名曲揃いのなかの1曲。この頃もっとも愛したシンガー。 |
GOOD MORNING | 石岡美紀 | バーズみたいなイントロのカントリーロック調のデビュー曲。甘い歌声が魅力的。今はnanaというユニットでvol.&フラメンコだって! |
トレジャー | 米村裕美 | 言葉のひとつひとつを大事にくるむようなウィスパーヴォイスで、弾むように歌う印象的な作品です。ソングライターとしても活躍してました。 |
未来を描く鳥 | 相馬裕子 | いかにもヤマハ系って感じの優等生的なヴォーカルだけど、硬質な歌声と芯の強そうな眼差しに惹かれます。ギターもいい音してるし。 |
DOOR | 井上美樹 | 力の抜けたふんわりとしたヴォーカルとソリッドなギターが融合したユニークな音作り。もっと評価されると思ったんだけどなあ。 |
19回目のXmasはちょっと違う | 須賀響子 | 作詞曲が元THE東南西北の久保田洋司だから、このなかでいちばんアイドルっぽい。“ウォオオー”が可愛い。タイトルが面白いでしょう。 |
噴水 | 市川陽子 | どんな人かは知らないけれど、張りのある声が悲しげな切迫感をうまく引き出しています。アレンジはどこかで聞いたことのあるけどね。 |
サラダ通りで会いましょう | 近藤名奈 | ショートヘアでボーイッシュで、永井真理子タイプ。この曲では、爽やかさを前面にだして彼女の伸びのある歌声を響かせています。 |
ふりむけばいつもあなたが | 佐藤美樹 | こういう上品でクセのないヴォーカルは心地良いもんです。Zardとか。たしかマンガ家サトウサンペイの娘。それにしてもミキが3人もいる。 |
女の子たち | 相沢友子 | 女尾崎豊とか言われたんでしたっけ。橘いずみもそうだけど、本当はもっとポップになれたんじゃないかと。現在は脚本家として活躍中。 |